DELL Wyse 3040をMirakurunサーバとして使う
Raspberry Pi 4 2GBモデルの代替としてDELL Wyse 3040が使えそうなので頑張りました。
DELL Wyse 3040とは
「CPUがAtomになったPaspberry Pi 4 2GB」みたいなもの
- DELLのシンクライアント専用端末
- とは言いながら実体は普通のPC
- ヤフオクで5000円くらいで売ってた
- 公式のシステム仕様は以下
- 非公式だがここも詳しい
- CPUはAtom x5-Z8350
- QSVがついてるのでtsのハードウェアエンコード可能
- とはいえストレージが小さいのでEPGStationを入れる場合は外部ストレージが必須
- Mirakurunだけなら8GBで収まる
- メモリはDDR3L 2GB
- ディスク容量は8GB版と16GB版があるらしい
- 買ったものは8GBで H8G4a と認識されていた
- 有線LANはRealtek RTL8168Hっぽい
- 無線LANはオプションで、買ったものには付いてきた
- 裏面に無線LANのMACアドレスシールが貼ってあれば付いているはず
- Azurewave AW-CM389MAというのが入っているらしい
- 要求する電源は5V3AでACアダプタのプラグはEIAJ#2
- ラズパイ4と同じ電源容量
- ACアダプタ型番はWA-15I05R
- サービスタグをDELLサポートページに入力すれば無線LAN有無やストレージ容量なんかが分かる
- 中古で買うときに使えそう
Ubuntuインストール
- OSインストール用ディスクを繋いでおく
- PC起動しF2連打
- 下の[Unlock] -> パスワード”Fireport”を入力
- パスワードはWyse全体で共通らしい Dell Wyseハードウェア - BIOSパスワードは何ですか? | Dell 日本
- あとはよしなにBIOS設定しておく
- [System Configuration] -> [USB Configuration] -> [Enable USB Boot Support] のチェックが外れていたのでこれは必要そう
- 保存して再起動
- F12連打
- Boot Menuが出るので繋いだ光学ドライブやらUSBメモリやらを選択
- 普通にOSインストール
- 普通に初期設定
# いつものOS更新
sudo apt update
sudo apt upgrade
# ストレージ容量が少ないのでsnapぐらいは消しておく
sudo apt purge snapd
sudo apt autoremove
sudo systemctl daemon-reload
# 時刻修正
sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
Mirakurun インストール
おわりに
手元のラズパイ3が不安定だったので、それに比べると安定してそうなので良さあった。